洋室を掃除する場合、あるいは廊下を掃除する場合、掃除機は必須ですよね。
大掃除においても、掃除機はフル稼働させることになります。
やはり、一番楽で確実なのは掃除機をかけるということです。
拭き掃除をするから掃除機はいい、ということは一切ありません。
大掃除においても、掃除機は主戦力となるのです。
ですが、掃除機には少なからずデメリットもあります。
というのも、掃除機というのはどうしても床のホコリを舞い上げてしまうのです。
問題なのは、ホコリよりも軽いダニの死骸やフンです。
目に見えないそうしたものは、舞い上がると暫く空中にとどまり、数時間後にようやく下に落ちると言われています。
これが何を意味するのかというと、舞い上がったホコリやそれらの物質が口の中に入る可能性が高いということです。
ハウスダストアレルギーを持っている方は結構います。
そういった方は、ダニの死骸やフンが体内に入るとくしゃみが止まらなくなります。
花粉症を想像してみればわかるかと思います。
あれと全く同じ症状になるのです。
また、こういったアレルギーは体内に取り込むことで生まれるので、今は違っても掃除機を使い続ける事でアレルギーになる可能性もあるのです。
掃除機は、最初に使うべきではありません。
まず拭き掃除を行い、十分にホコリやダニを取り除いたあとで、仕上げとして使用するのがベストです。
通常の掃除ではさすがにそこまではしないでしょうが、大掃除の場合は順番をしっかり守っておいた方が良いでしょう。
なお、通常の掃除の場合でも、掃除機をかける時は極力マスクをしてください。